いつか行きたい!また行きたい!が叶う魔法のカードとは?
彩り豊かなサラダ。バターが香るクロワッサンに
シェフが目の前で作ったアツアツのオムレツ。
ホテルの豪華な朝食ブッフェや広々とした空間は、心も身体も癒してくれますね。
ふと子供の席を見てみると、山盛りのポテトに、溢れんばかりのミニトマト。
思わず吹き出しそうな親をよそに、目を爛々と輝かせている子供達。
旅は、子供の世界を広げてくれる。
家と保育園、家と学校、家と職場。
日常の大半は、小さな世界の中で回っています。
目の前に広がる美しい景色、歴史を感じる建物、そこでしか食べられない食材。
小さな日常から飛び出して、
いろんな体験をさせてあげたいですよね。
ただ、安いホテルで失敗したくはないし、
高級ホテルで散財するのはもったいない。
実は、日常生活でもポイントがしっかり貯まり、
旅行費用を削減できるホテル特化のカード
「マリオットアメックスカード」があります。
・3%の高還元率
・マイルとの高い互換性
・年1回の無料宿泊特典
・無料アップグレード等の特典
まで付いています。
わが家は出不精でしたが、このカードを持ってからは年に2回〜3回、ホテル泊を楽しんでいます。
「旅行はしたいけど、なかなかできていない」
そんな家族に、ぜひ味わって欲しい。
シェフが作ったアツアツのオムレツを。
見渡す限り広がる海と、波の音を。
地上250mの客室から望む絶景を。
旅の主役になれるホテルがたくさんあります。
「家族旅行を豪華に、お得に楽しみたい」
「綺麗なホテルでゆっくりとくつろぎたい」
そんな願いを叶えてくれるカードのお話です。
年に1度は良いホテルに泊まりたい!という方にピッタリです。
万人向けのカードではないので、デメリットもしっかり解説しますね!
マリオットアメックスカードとは
まずはカードの概要と主な特徴をお伝えします。
正式名称はマリオットボンヴォイアメックスカード(略してマリオットアメックスカード)
世界最大の米ホテルグループ、
マリオットインターナショナルとアメリカンエキスプレスの提携クレジットカード。
世界で30超のブランドと8,000を超えるホテルを擁し、日本でも90超の施設を展開しています。
代表的なブランドは「リッツカールトン、マリオット、シャラトン、ウェスティン」など。外資系高級ホテルが名を連ねます。
カードはプレミアムとスタンダードの2種類あり、コスパの高いプレミアムを前提に解説します。
ずっと貯まる。しっかり貯まる。
1つ目は「ポイント有効期限」と「還元率」
カード利用で加算がある度に2年更新されるため
実質無期限でポイントが有効です。
還元率は日常決済で3%
ホテル/レストラン決済では6%+αと
他のカードを圧倒します。
1%で高還元と言われますが、3倍速でポイントが貯まります!
月に15万円の生活費決済だと月4,500pt、年54,000pt貯まるよ!
マイルも買える!換えられる!
2つ目はポイントの「互換性」
JAL/ANAを含めたエアライン38社と提携し
各航空会社のマイルに交換できます。
交換時のボーナスを含めると
ANA/JALでは最大1.25%のマイル還元率。
また、ポイント購入も可能なので
実質的に「マイルを買う」こともできます。
マイルは有効期限や端数の問題がありますが、
カードがあれば飛行機代までカバーできます。
2023年4月の沖縄旅行で往復の飛行機代が0円になりました!
沖縄や北海道に行きたい人は必携のカードですよ!
年に1度「金の卵」を産むニワトリ。
3つ目は「ホテルの無料宿泊特典」
1年間のカード利用額が150万円を超えると、
50,000pt相当の無料宿泊特典が付与されます。
150万円の決済は厳しいと思ってしまいますが、
家族カードは1枚目が無料です。
メインカードとして固定費もまとめて使うと
無理せずクリアできるレベルです。
この特典だけで年会費の大部分を賄えます!
客室にもよるけどベッドの追加(有料)も可能です!
「飛び級」ではじまるエリート資格。
4つ目は、カードを持つだけで年数十泊必要な
「エリート資格」が自動付帯します。
主な特典は以下の通りです。
・客室の無料アップグレード
・チェックアウト時間の延長
・割引料金の適用
・ボーナスポイント付与 など
無料アップグレードは毎回ドキドキ、ワクワクしますよ!
空室状況にもよるけど、眺めが良く設備の充実したお部屋に変えてくれます!
子供にやさしいマリオット
5つ目は、多くのホテルで添い寝が6歳まで可能
さらにホテルによって12歳まで朝食が無料です。
(1部屋につき上限2名)
その他、子供用のアメニティやキッズスペースなど、子連れにもやさしいホテルが多数あります。
最初は、豪華な朝食ブッフェが無料と聞いて驚きました!
小学生になると大人より食べるから、お得に豪華な朝食が楽しめます!
子連れにおすすめのホテル5選!
国内でも90を超えるマリオットのホテル。
一泊10万円超えの超高級ホテルから
1万円未満の低価格ホテルまであります。
管理人おすすめのホテルを5つご紹介します。
「いつか行きたい!」と思えるホテルが
1つでもあれば、カードが役に立つはずです。
子連れ旅行の最高峰!いざディズニーへ!
東京ディズニーリゾートオフィシャルホテル
その中でも1,2を争う人気を誇る
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ」
5万㎡超の広大な敷地に
1,000超の客室を有する巨大リゾートホテル。
夜まで遊んだ翌朝は朝食ブッフェの優雅な時間。
食後はディズニーショップでゆっくり買い物。
綺麗なキッズ向け施設で遊ぶのもおすすめです。
- 子供が喜ぶコンセプトルームあり
- 開放的で抜群に美味しい朝食ブッフェ
- 豊富な子供向けアクティビティや施設
- ホテル内にディズニーストアあり
イルカの住んでるホテルに泊まったよ!
沖縄本島の中央、ホテル激戦区に堂々と構える
「ルネッサンス・リゾート・オキナワ」
白くて壮麗なプライベートビーチは
環境省が指定する全国100選の中でも「特選」を獲得する水質の高さ。
11階まで吹き抜けの開放的なロビーと
多様な生き物と触れ合えるアクティビティに子供達は大興奮です。
- 全室バルコニー付の広々とした客室
- イルカやウミガメと触れあえるアクティビティ
- 屋内外のスライダー付プール
- 4つのレストランから選ぶ朝食ブッフェ
地上250m!天空のホテルから望む絶景を。
地上300m、日本最高層のビルあべのハルカス。
39階以上に位置する「大阪マリオット都ホテル」
無料アップグレードで50階の客室から見えたのは
世界を赤く染め上げる夕日、一面に広がる夜景、力強い朝の太陽。
USJや海遊館など、大都会の見所もたくさん。
子供が寝静まった後、夜景を見ながら夫婦で晩酌もおすすめです。
- 高さ7m、洗練された大開口のロビー
- 客室の窓一面に広がる絶景
- 洗練された開放的なレストランcooka
「雲の上の寝心地」で極上の癒しを。
2022年5月、横浜みなとみらいにオープンした
「ウェスティンホテル横浜」
異国の情緒あふれる中華街の後は横浜港を散歩。
夜はキャビンで海を渡り、観覧車から夜景を楽しむ!
遊び疲れたらウェスティンの代名詞
「ヘブンリーベッド」で最高の休息を。
- 23階の開放的なロビーから見渡す景色
- 最も繊細な茶葉「ホワイトティー」のアロマが漂う客室
- スタイリッシュで上質な朝食ブッフェ
道の駅からはじまる、新しい旅のスタイル
レストランなし。お風呂はシャワーのみ。
道の駅を拠点に、アクティブな旅行ができる
宿泊特化型ホテル「フェアフィールド」
木のぬくもりを感じられる落ち着いたロビーには
その地の歴史を刻んだ郷土品や写真が展示されています。
道の駅で個性豊かな食材に会うのが毎回楽しみ。
車での県外旅行を一層楽しくするホテルです。
マリオットアメックスカードの詳細
ここからはカードのスペックや他のホテルグループとの比較結果を解説します。
2種類のカードの概要は以下の通りです。
プレミアムの方が無料宿泊特典で泊まれるホテルが多く、還元率も1.5倍とコスパが高いです。
【2種類のカード比較】
カード名 | MarriottBonvoy アメックスプレミアムカード | MarriottBonvoy アメックスカード |
---|---|---|
カード デザイン | ||
年会費(本人) | 税込49,500円 | 税込23,100円 |
年会費(家族) | 1枚目無料 | 1枚目無料 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
無料宿泊特典 (決済条件) | 50,000pt+α (年間150万円) | 35,000pt (年間150万円) |
エリート資格※ (初期設定) | ゴールド | シルバー |
エリート資格 (条件達成時) | プラチナ (年間400万円決済) | ゴールド (年間100万円決済) |
ポイント還元率 (日常決済時) | 3% | 2% |
ポイント還元率 (ホテル利用時) | 6% | 4% |
マイル還元率 | 1%~1.25% | 0.66%~0.825% |
キャッシュレス対応 | ApplePay(QUICKPay) | ApplePay(QUICKPay) |
自動付帯のエリート資格
カードを持つことで付帯するエリート資格は、年間数十泊必要なホテル宿泊実績を積んだ人として様々な特典を受けられます。
【エリート資格と特典一覧】
ステータス | 一般会員 | シルバー | ゴールド | プラチナ | チタン | アンバサダー |
年間必要宿泊数 | ― | 10泊 | 25泊 | 50泊 | 75泊 | 100泊+α |
会員割引料金 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
無料wifi | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 〇 |
モバイルチェックイン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
完全予約保証 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ポイントボーナス | +10% | +25% | +50% | +75% | +75% | |
優先レイトチェックアウト | ○ | 14時 | 16時 | |||
会員専用デスク | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ウェルカムギフト | ポイント | ポイントor朝食orアメニティ | ||||
客室アップグレード | ○ | ○(スイートルーム含む) | ||||
ラウンジアクセス | ○ | ○ | ○ | |||
ルームタイプ保証 | ○ | ○ | ○ | |||
年間チョイス特典 | 〇 | ○ | ○ | |||
48時間前予約保証 | 〇 | ○ | ||||
アンバサダーサービス | 〇 | |||||
Your24 | 〇 |
他ホテルグループとの比較
ファミリー向けホテルを展開する3つのグループと、ポイント制やマイル交換に注目して比較しました。
【各グループ会社との比較】
ホテルの数、ポイント制の充実度、マイル交換率を考えると、マリオットアメックスカードの存在感が際立っています。
ホテルグループ | マリオット | ヒルトン | IHGリゾート | 星野リゾート |
---|---|---|---|---|
ブランドロゴ | ||||
国内ホテル数 (2022年9月) | 77 | 20 | 44 | 58 |
公式ホームページ | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
代表ブランド | ・マリオット ・リッツカールトン ・シェラトン ・ウェスティン ・フェアフィールド | ヒルトン | ・インターコンチネンタル ・ANAクラウンプラザ ・ホリデイイン | ・星のや ・界 ・リゾナーレ ・OMO |
提携カード | アメックス | アメックス | なし | なし |
ポイント 有効期限 | 実質無期限 (2年内利用で延長) | 実質無期限 (2年内利用で延長) | 実質無期限 (1年内利用で延長) | 3年 |
日常生活での ポイント加算 | 可能(カード会員) | 可能(カード会員) | 不可 | 不可 |
ポイント購入 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
マイル交換 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 |
他のクレジットカード比較
カードの他社比較は以下の通りです。
・ポイント還元率
・マイル交換率
・有効期限
・ポイント購入可否 の点で他社を凌駕しています。
【年会費が同水準のカード比較】
カード名称 | マリオット アメックス プレミアム | ヒルトン オナーズ プレミアム | JCB THE CLASS (招待制) | VISA プラチナカード | ラグジュアリー カード(チタン) | アメックス ゴールド | アメックス プラチナ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カード デザイン | |||||||
国際 ブランド | アメリカン エキスプレス | アメリカン エキスプレス | JCB | VISA | マスターカード | アメリカン エキスプレス | アメリカン エキスプレス |
年会費 (税込) | 49,500円 | 66,000円 | 55,000円 | 55,000円 | 55,000円 | 31,900円 | 143,000円 |
家族カード | 1枚無料 | 1枚無料 | 8枚無料 | 1枚無料 | 16,500円 | 1枚無料 | 4枚無料 |
主な特典 | ①ホテル無料宿泊(決済条件あり) ②エリート資格 | ①ホテル無料宿泊 ②エリート資格 | ①メンバーズセレクション ②グルメベネフィット | ①メンバーズセレクション ②VISAギフトカード | ①ホテルアップグレード ②レストランメニューアップグレード | ①ホテルコレクション(2泊以上の場合) ②スターバックスギフト | ①ホテル無料宿泊(7つのグループ) ②グルメベネフィット |
主な特典の 想定還元額 | 3万円~4万円 | 3万円~4万円 | 3万円~4万円 | 1万円~2万円 | ※サービス提供内容による | 約2万円 | 4万円~5万円 |
ステータス 対象 | マリオット系ホテル(77件) | ヒルトン系ホテル(20件) | ディズニー USJ | USJ | ホテル レストラン | 提携ホテル宿泊時(プリンスステータス) | 提携ホテル・レストラン利用 |
還元率(日常決済) | 3% | 3% | 0.5%~0.85% | 0.5% | 1% | 0.5% | 1% |
マイル 還元率 | 1.0%~1.25% | 0.3%~0.45% | 0.3% | 0.3% | 0.6% | 1.0% | 1.0% |
有効期限 | 実質無期限 (2年内利用で延長) | 実質無期限 (2年内利用で延長) | 5年 | 4年 | 5年 | 3年 (有償で実質無期限) | 3年 (有償で実質無期限) |
ポイント 購入可否 | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
無料宿泊特典やエリート資格の他、実質無期限のポイント、マイル還元率、ポイント購入可能なのが優位点です。
デメリットや留意点もたくさん!
コスパが高い一方で、万人向きのカードではありません。
デメリット/留意点も相応にあります。
地方都市は対象のホテルが少ない
ホテルは都心/リゾート地に集中しています。
逆に東北/北陸/中国/四国地方に住んでいる方は対象のホテルが少ないため不利です。
(九州地方は2023年に開業ラッシュで有利)
無料宿泊特典の決済条件/有効期限
年に1回の無料宿泊特典を得るには、年額150万円(月13万円程度)の決済が必要です。
Amazonギフト券の購入等も可能ですが、
家族でメインカード利用するなどの工夫が必要です。(家族カードは1枚無料)
また、特典の有効期限は1年。
デメリットと考えるか、背中を押してくれると考えるかが発行の別れ目になります。
ポイント使途が限られる
マイル/楽天ポイントなどに交換可能ですが
ポイント交換レートを考えるとホテル利用/マイル利用の2択です。(他ポイントへの交換はレートが悪い)
楽天のように「広く浅く」とは異なり、
旅行に特化して「狭く深く」使うことがカードを最大限に活かす方法です。
速効性がない
カードの恩恵を受けられるのはポイントを使ったホテル宿泊時。
最初はカードの恩恵を実感できません。
まずはカードにカード決済を集中させ、ポイントの貯まる様子を毎月確認しましょう。
FAQ
まとめ
子連れ旅行は移動も大変で疲れます。
一方で、子供料金や添い寝、朝食無料など経済的に有利な条件で旅行できる側面があります。
限りある時間を大切にして、家族旅行を目一杯楽しみたい。そんな想いで我が家はカードを発行して7年経過ました。
カードを手に取ると旅行に対する意識がガラっと変わります。是非、楽しんでもらいたいと思います。